アナログゲームとは
アナログゲームという言葉、聞いたことがありますか?
「ゲーム」といえば、TVゲーム、PCゲーム、スマートフォンのゲーム… といった、いわゆる「デジタルゲーム」が頭に浮かぶかもしれませんね。アナログゲームはそれらとは違い、ボードやカード、コマなどを使って、人と人がコミュニケーションをとりながら対面で遊ぶゲームのことです。
テーブルを挟んでプレイすることが多いため「テーブルゲーム」、電気を使わずプレイできるので「非電力ゲーム」と呼ぶこともあります。それらを総称して、アナログゲームと呼びます。トランプ、将棋、チェス、オセロもアナログゲーム? はい、これらももちろんアナログゲームです。
アナログゲームは、古くから親しまれています。「子どもの頃に遊んだ懐かしいもの」という印象の方も、多いかもしれませんね。しかし、アナログゲームは日々進化しています。ゲーム大国であるドイツを中心に世界中で開発が進み、今では1年に何千個もの新作が生み出されています。その中には、きっとあなたが見たことのないような、かわいいもの、おしゃれなもの、奥深い面白さのものが、たくさんあることでしょう。
近代アナログゲームの名作と言われるものの中から3つ、ご紹介します。
Catan
カタン
1995年発売、年間ゲーム大賞、ドイツゲーム大賞を受賞。世界20ヵ国以上で翻訳され発売されている、超メジャーなゲームです。カタンをご存知なら、すでにアナログゲームの知識はあると言えるでしょう。
Nanja
Monja
ナンジャモンジャ
2011年発売、ロシア生まれのカードゲーム。とにかく大爆笑ゲーム!遊んで楽しいのはもちろん、見ているだけでも面白さが伝わりやすいため youtube上でも、遊ぶ様子の動画が多く再生されています。小学生にも大人気。
Geister
ガイスター
1982年発売、2人専用ゲーム。見た目もかわいいオバケコマを使い、シンプルなルールなのに 深い心理戦が楽しめる! 名作!!!
ぜんぶ遊んだことがある!という方は、どれくらいいるでしょうか。
今まで、日本国内における近代アナログゲームは、知る人ぞ知るようなニッチな世界のものでした。今ではボードゲーム専門店を始め、気軽に遊べるボードゲームカフェなどが全国的に広がりを見せています。インターネット・TV・雑誌といったメディアでも紹介され、多くの人が目にするような機会が増えています。
それは、アナログゲームの持つ魅力に気づいた人が、どんどん増えている証拠かもしれません。