大人が本気であそぶ理由
大人のみなさん!
最近、「よっしゃーーー!」とハイタッチしたり、「しまったーー!」とか、「くそーーーー!」と大声で悔しがったりした事ありますか?
そんな感情を見せるのは、仲の良い友人や家族の前だけで、会社で仕事をしている時には、ましてや、上司、同僚、部下、取引先の前で、なんて考えると、そんな機会はあまりないかもしれませんね。
そんな大声を張り上げるような熱を持ったコミュニケーションは、いらない?私は、仕事をする上でも、その人の本当の性格。つまり本性を知ることはとっても大事だと思います。その人の本性を垣間見ることによって、ぴったり合う仕事に振り分ける事もできるし、バランスよくチームを組んだりもできる・・・大人が仕事をする事においても、本性を知ることって、実は無視できない要素だと考えています。
熱を持ったコミュニケーションを行うと、隠れていた人柄がよく見える。それをあぶり出すのに有効なのが、アナログゲームというツールなんです。
アナログゲームを体感した企業の方々は、
・遊んでいた2時間、ずっとスマホを見なかった
・お酒を飲まず、シラフでこのテンション?
・タバコを吸わなかった!吸いたいと思う暇がなかった
・むちゃくちゃ大きいな声を出してしまった
・苦情がきてしまった!
・盛り上がりすぎて地鳴りがした
といった、普段の日常とは違う、活性化されたコミュニケーションを取れることを体感されています。
アナログゲームには多くの種類がありますが、深くコミュニケーションを交わすのに向いているもの、一時的に場を盛り上げるためだけのもの、など、効能としても様々なものがあります。
例えば、みなさんが知っているであろうビンゴゲームをやろう!となると、ルール説明が省けて、シンプルで、景品をもらえて、大変盛り上がりますが、パンと派手に打ちあがる花火のように、熱が持続せず、効果が一時的だったりします。
それとは対照的に、最初のルール把握がちょっと難しいかわりに、熱がじわじわと持続するようなゲームもあるんです。
大人のチームビルディング向けゲームを選ぶ時に基準になるのは、プレイヤーの人柄がよくわかるゲームかどうか、他のプレイヤーの思考を紐解くものかどうか、など、ただ盛り上げるためのゲームを選ぶ時とは、違う観点が発生します。自分のことだけを考えるのではなく、相手の気持ちを想像するゲームを選ぶのも大事なポイントです。
やる前は、「え?大人同士でわざわざアナログゲーム?そんな子どもみたいなことするの?」と思われるかもしれません。
その場で楽しく、仲良くなりましょう!という事が目的であれば、アナログゲームじゃなくても、ボーリングやカラオケでも十分楽しいはずです。
私が、大人にあえてアナログゲームを遊んでもらいたい理由は、その日、一時的に仲良くなるだけが目的ではありません。ゲームには、コミュニケーションのカンフル剤のような効果があります。その日のゲームによって、その後の日常が変わるきっかけにさえなってくれるのです。お互いの人柄を知ることによって、それが持続的なコミュニケーションの活性化につながってほしいと、願っています。
アナログゲームというものは、大人のあなたをも、本気にさせるポテンシャルを秘めています。